p290-298軍備管理と軍縮
軍備管理だけでは国家間の軍事バランスを維持するにすぎず、大規模な戦争を引き起こさないようにするためには、軍事力そのものを縮小させることが不可欠であるから。
第二次世界大戦後、隣国どうしで軍事衝突を繰り返してきたという特徴がある(インドとパキスタン)。
核兵器を保有しあうことで安定を維持することであるが、軍拡競争につながる可能性もある。
アメリカとロシア以外の国の中距離核戦力は規制されておらず、アメリカにとって、特に軍事力を増強している中国を牽制するためには、2国間の条約では意味を持たなくなったから。
国家間では難しい内容でも、NGOが国連を通じて国家間の連携をはたらきかけることでクラスター爆弾禁止条約や対人地雷禁止条約の締結につながった。