●プラザ合意(→p.235) 1985年にニューヨークプラザホテルにおいて,日米英独仏(G5)の財務担当大臣と中央銀行総裁が集まり,ドル高の是正にむけてなされた合意のこと。
●バブル経済(→p.231,235) 株式や土地などの資産価格が実体経済以上に長期間上昇する状態のこと。日本では1980年代後半から1990年代前半に発生した。地価の上昇は都心だけでなく,リゾート開発による需要などによって地方へと波及的に拡大した。
●貸し渋り(→p.236) 銀行が自己の経営の安定化を優先して,企業に対しての融資を控えること。特に,バブル経済崩壊後の不況下で見られた。融資をほとんど強制的に回収する「貸しはがし」と並んで用いられることが多い。