p22-25 用語解説

ソーシャルインクルージョン(社会的包摂)(→p.23) 人種・年齢・性別・障害などにかかわりなく,すべての人々が健康で文化的な生活を実現できるように,社会の構成員としてつつみ支えあう姿勢。

ノーマライゼーション(→p.23) あらゆる人が,年齢の違いや障害の有無などを越えて,地域や職場,家庭で,ともに普通の生活ができるようにすること。

文化相対主義(→p.24) 自文化などの特定の文化を唯一絶対のものとせず,それぞれの文化には固有の意味があり,文化に優劣はないとする考え方。国際交流や内なる国際化において重要な考え方である。

エスノセントリズム(→p.24) それぞれの集団が,自集団の習俗のみが唯一正しいものと考え,異なった習俗をもつ他集団にさげすみの感情をもつこと。国際理解の妨げとなるだけでなく,しばしば民族紛争の原因にもなっている。