用語解説

#h5{●国連人間環境会議}

1972年にスウェーデンのストックホルムで開催された国際会議。スローガンは「かけがえのない地球(only one earth)」。世界初の地球環境をテーマとした大規模な国際会議で，人間環境宣言が採択された。

---

#h5{●UNEP(国連環境計画)}

地球環境問題全般に対して専門的に取り組む国連組織。国連人間環境会議での決議に基づき発足した。本部はケニアのナイロビ。

---

#h5{●国連環境開発会議(地球サミット)}

1992年にブラジルのリオデジャネイロで地球環境問題をテーマに開催された国際会議。アジェンダ21，気候変動枠組み条約，生物多様性条約などが採択された。

---

#h5{●世界遺産条約}

正式名称は「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」。1972年にユネスコの総会で採択された。2024年8月現在，1,223件の世界遺産が登録されており，このうち日本の世界遺産は26件(文化遺産21件，自然遺産5 件)となっている。

---

#h5{●ラムサール条約}

1971年調印。正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」といい，生物種の保護のうえで貴重な湿地などの保全を進めることを目的としている。