p.206-207 社会保障のしくみ

問いの解答例・解説

■p.206 課題

問い 社会保障制度はどのようなしくみで成り立っているのだろうか。

【解答例】 日本の社会保障制度は,自助を基本としながらも,保険料を負担しあい助けあう共助と,自助や共助で対応しきれない状況に対しては,公助で補完するしくみから成り立っている。


■p.207 資料3・Q

問い 被保険者(支払う人)と受給者(受け取る人)の割合はどう変化しているのだろうか。

【解答例】 高齢化により,年々被保険者より受給者が増え続けている。

【解説】 賦課方式の下では,高齢化が進展すると,現役世代(被保険者)世代の負担が重くなる欠点がある。


■p.207 確認

問い 日本の社会保障制度の四本柱をあげよう。

【解答例】 ①社会保険,②公的扶助,③社会福祉,④保健医療・公衆衛生


■p.207 活用

問い 公的年金制度のしくみについて,「世代間扶養」のことばを使って説明しよう。

【解答例】 現在日本の公的年金制度は,現役世代が保険料を負担し高齢者を支える「世代間扶養」の考えを基礎とした賦課方式を採用している。